パンの耳がすき

読書日記と、たまにカフェ日記。植物日記も。

2021-07-01から1ヶ月間の記事一覧

【日記】夏炉冬扇

言葉収集癖が治りません。 以前、職場の同僚にそのことを話すと、 「中学生とかってそういうことするよね」 と言われてしまいました。 そうか大人はこんなことはしないのかと思い、それからは人には言わないようになりました。(そのあとちょっと落ち込みま…

【日記】頑張る

「頑張ります」 学校とか仕事とかで、この言葉をよく書いたり言ったりした。とりあえずそう言っておくことで、大してやる気のない自分を奮い立たせるというか。 そういうときの「頑張る」には、どこか自分への強迫めいた響きがあった。 人からもよく言われた…

【植物日記】沈静

思い切って、ばっさりと剪定してみました! ちょっとはましになったかな? 葉っぱが日光を浴びたときのきらきらは、なんだか神聖なものを感じますね。朝から思わず見とれてしまいました。 ところで、私としたことが、大事な花言葉を調べるのをすっかり忘れて…

【読書日記】どこにでもある羞恥心

自分のブログをあとから読み返すと、強烈に恥ずかしくなることが多々ある。消してしまおうかとさえ思う。(みんなどうしてるんだろう?そんなこと思わないのかな) だけど「本音で書く」と決めているから、いちいち消していたらきっとなにも書けなくなる。だ…

【日記】ちゃんと言葉にする

小さなひまわりが咲いていたよ! と、友だちが写真を送ってくれました。 こういうささやかな喜びを一緒に味わえる友だちがいることに、今はものすごく幸せを感じます。 なんだか、すこし大人になったような気もするし、反対にちいさな子どもに返ったような気…

【読書日記】文章は眼で考える。

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」第2講を読みました。 第2講のテーマは文章の構成について。 文章の妙、個性、面白さを決めているのは論理展開である 導入部分の重要性を考える 論理のマトリョーシカを意識する 構成と文章は別物である まず第1講で習っ…

【植物日記】植物は素直です

アロマティカスの鉢替えが、ようやく完了しました。なにせ植物を育てるのは小学生以来なもので、、 なかなか手際よくいきません。 一昨日初めて行ったお花屋さんで、やっと自分が探していたイメージにぴったりな鉢を見つけて。 意気揚々とおうちに帰ったので…

【日記】ささやかな出会いを発展させるには。

今日はHSP交流会なるものに初めて参加してきました。 HSPであるかどうかには、そこまでこだわりはないのですが。 HSPの本を読んでみると、チェック項目にあてはまるものが多く、交流会があることも書いてあったので、とりあえず調べて行ってみました。 あ、…

【読書日記】読み手中心主義

「史上最強の哲学入門」を読んでいて、デリダの”読み手中心主義”というものがおもしろいと思った。 ”読み手中心主義”を簡単に説明すると、こんなかんじ。 「わからないものは、しょうがないじゃない。だから、もう作者(話し手、書き手)の意図なんて、それ…

【読書日記】文章のリズムを意識する。

「20歳の自分に受けさせたい文章講義」の第一講を読んだので、自分なりにまとめておく。 文体とはリズムである 視覚的リズムを考える 聴覚的リズムを考える 断定することでリズムを持たせる まず、そもそも文体とは何かと言うと、それはリズムのことである。…

【読書日記】10人のうち2人は親友になれる。

ときどき、全く知らない人と出会える場所に出向くようにしている。 それはちょっと刺激的で、楽しい。だけど自分の現状を話したりすると、相手の言葉に不用意に傷つくこともある。そんなとき、もう人になんか会いたくないと思う。 だけどあとから振り返ると…

【日記】コテンラジオがすきです。

散歩のとき、基本的に音楽を聴いていることが多いんですが、たまにSpotifyでコテンラジオを聴いています。コテンラジオというのは、”歴史を愛し、歴史を知りすぎてしまった歴史GEEK2人と圧倒的歴史弱者がお届けする歴史インターネットラジオ”というやつです…

【読書日記】考えるために書く。

「自由に本音をかける場所」としてブログを書き始めたけれど、だからと言って文章力の向上を怠るのはよくないことな気がしてきた。わざわざそんなものをこうして世界に公開しているということは、少なからず誰かに何かを伝えたい、繋がりたいという思いがあ…

【読書日記】10年前の自分がかけて欲しかった言葉は?

「普通はみんな、どうしますか?」 学生の頃、進路を決めたり、なにか大きな決断をするとき、担任の先生にこんな質問をしていた。 先生や親からは「普通であること」こそ求められているんだと、子どもながらに察知していたんだと思う。正確に言うと「普通に…

【読書日記】「嫌い」を掘り下げてみる。

「好きなことは何ですか?」 こう聞かれて、困ってしまったことはないだろうか。 私は、ある。なんならいつも困っている。 「本が好きです」 「カフェが好きです」 「散歩が好きです」 そんな風に答えていたけど、よくよく考えてみると、嫌いな本も嫌いなカ…

【読書日記】句読点の打ち方に悩む。

いざ自分で文章を書くようになると悩まされるのが、句読点の打ち方。 "自分で音読してみて息継ぎをするところ" というなんとも小学生的な感覚でつい書いてしまっている。 例えば、木皿泉さんの「さざなみのよる」の中の一節。 アイスクリームが緑色のソーダ…

【読書日記】ちっぽけな選択を積み重ねていこう。

言葉は往々にして、発信した方ではなく、受信した方の感受性に意味の全てがゆだねられている。 住野よるさんの「君の膵臓をたべたい」を読んでいて、こんな言葉に出会った。 「全て」と言い切ってしまうところがおもしろいな、と思った。 本書の主題とも言え…

【読書日記】真剣であることと、深刻であること。

ずっと憧れのブロガーさんがいます。 tsuputon7.hatenablog.com 素敵な言葉をたくさん紹介されていて、とても勇気づけられます。 名言をただ紹介するんじゃなくて、自分の知識とか経験と関連付けたり、他の言葉との共通点を見出したり、ご本人の考えもそっと…