【読書日記】人を愛せる人になりたい。 二村ヒトシ『なぜあなたは「愛してくれない人」を好きになるのか』
子どものころから、自分には心にぽっかりと空いた穴があるように感じていた。周りのみんなは満たされているように見えて、自分だけだと思っていた。
その穴はどんなに満たそうとしてもうまくいかなくて、無視しようとすればするほど大きく広がっていく。
自分で感情を感じきること。
その上で、冷静に自分の気持ちを相手に伝えること。
それが「自分の感情の責任を持つ」ということです。
そうか。私に足りなかったのは、「心の穴を埋めるためのなにか」じゃなくて、「自分の感情への責任」だったのか。
自分のして欲しいことを要求したり、愛されるために無理して相手の要求をのんだりして、 やがて傷ついていくのが恋です。
「私のやりたいことが、彼のして欲しいこと」に、「彼のやりたいことが、私のして欲しいこと」に、なっていくのが愛です。
人を愛せる人になりたい。
なるべく愛しましょう。
愛せない相手からは、なるべく遠ざかりましょう。
もちろん、誰でもいいってわけじゃないよね。