【カフェ日記】お店で食べるバタートーストはなぜあんなにもうまいのか。 京都『月と六ペンス』
訪れるのは二回目である。
静かに過ごしたい一人客向けのお店だ。こういうお店は案外少ないので、ほんとうにありがたい。。
近くに用事があったので、とても久しぶりに行ってみた。(前に行ったのは一年前位だったと思う。)
ゆっくり読書したかったので、アイスカフェオレだけを注文。ミルクとコーヒーがマーブル状のまま、すぐに出してくれた。
そう。マーブル状のまま。。
ここがとてもとてもとても重要なのだ。
私はアイスカフェオレのこの景色が、夕焼けの次くらいに好きだ。なんて儚くて、美しいのだろう。
そして混ざりきらないままに届く、ということは、お店の方が決して手を抜いているわけではなく、むしろとても丁寧にアイスカフェオレを取り扱っているということだ。
そんなアイスカフェオレは、もちろん、美味しい。暑い中を歩いてすっかり乾ききった喉を優しく流れ落ちてゆく。気持ちいい。。
アイスカフェオレの氷が少しずつ溶けてゆくのをちら見しつつ、読書を進める。
ふと気づくと、周りにはぱらぱらとお客さんが。お昼時だったので、他の方が頼んだパンを焼く良い香りが漂ってくる。
今日は読書に専念するんだ。だからドリンクだけだ。と固く決心していた心は簡単にほぐされ、気付いたら「バタートーストを一つ」と注文してしまっていた。
しかしここのバタートーストの美味しさたるや。
これ以上に美味しいバタートーストを、私は知らない。
(とか言って他のとこでも言ってたらごめんなさい。ほんとにバタートーストが好き。)
とにかく、一食の価値あり、なので行ってみてください。できればお一人で!