【気になる本】自分を知ること。
ブログを書き始めて一ヶ月程が経ちました。
そもそもなぜこうしてブログを書くようになったのか?と考えてみると、「自分の話を聴いてあげるため」なのかな、と思いました。
このブログを書くうえで意識していることは、「本音で書く」ということだけです。できるだけ他者の目は気にせず、思ったままを書くことを意識しています。
そうすると、もう一人の自分に対して語りかけているような、そんな感覚があって。それが過去の自分なのか、未来の自分なのか、はたまた今の自分なのかはわからないけれど。
こうやって気持ちを言葉にして書き出すことに意味があるように思います。
もちろん、話を聴いてくれる相手がいるなら、声に出すこともいいと思います。
その辺はそれぞれ自分に合う方法があるのかな、と。
私の場合は、思考速度がとてもゆっくりなので、誰かが目の前にいるとどうしても自分の思考と発する言葉のスピードにズレが生じます。
そうすると、だんだん自分の思考を無視して、相手に合わせた受け答えをするようになってしまいます。
もちろん、普段の生活ではそうするしか仕方ないんですが、そればかりだと、自分の本音の置き場所がない。それは、とても、虚しい感じのするものです。その虚しさに気づいているうちはまだいいんですが。
だから、こうして本音の置き場所を自分に用意してあげているのかなあ、という自己分析です。
たとえば、ツバメに「泳ぎなさい」といっても無理ですよね。ツバメの体は泳ぐようにはできていないからです。ところが、本来ツバメなのに必死で泳ごうとして、「泳げない自分はダメな存在だ」と、自分にダメ出しをしている人がどれだけいることでしょう。ツバメが泳ごうとするのをやめて、翼を広げて大空を飛ぶことを知ったとき、本当の自由を手に入れ、人生を思いきり楽しめることでしょう。「自分を知る」とはそういうことです。
「自分を知る」って大切だなあと思う今日この頃です。