【日記】ささやかな出会いを発展させるには。
今日はHSP交流会なるものに初めて参加してきました。
HSPであるかどうかには、そこまでこだわりはないのですが。
HSPの本を読んでみると、チェック項目にあてはまるものが多く、交流会があることも書いてあったので、とりあえず調べて行ってみました。
あ、ちなみにHSPとはこういうものです。ウィキペディアから。
Highly Sensitive Personとは、環境感受性あるいはその気質・性格的マーカーである感覚処理感受性が極めて高い人たちを表す言葉である。環境感受性とは、ポジティブおよびネガティブな環境刺激に対する処理や登録の個人差を表す特性的概念である。
少しでも考え方や価値観の近い人と出会えたらいいなという、軽い気持ちで。
それと、純粋に友達が欲しい。(笑)
せっかく行ったので、ちょっとここで感想でも記しておこうと思います。
会は全部で2時間だったのですが、大まかに言うとこんなかんじに分けられていました。
- 自己紹介タイム(2人ずつで)
- 質問タイム(グループに分かれて)
- 感想タイム(グループに分かれて)
まず自己紹介では、初対面の人に興味を持つことの難しさを実感。自己紹介をして、そのあとお互いに気になることを質問し合うのですが、これがなかなかリズムよく続かない。自分の質問力のなさを痛感しました。
だけどこればっかりは、相手のことをもっと知りたいという渇望みたいなものがどうしても必要な気がしてしまいます。「とりあえずこんなこと聞いとけばいっか」みたいな質問って、どうしても相手に伝わる気がするんですよねえ。少なくとも私はそう感じてしまう。はて、どうしたものか。
好きだから知ろうとするのか。知るから好きになるのか。難しいところですね。
次の質問タイムでは、それぞれがあらかじめ質問を考えておいて、それをグループのみんなで共有して回答し合うというかんじでした。
私はこんな質問をしてみました。
- 「人間関係でストレスを感じたときの処理方法はありますか?」
- 「生活の中で、誰かといる時間とひとりでいる時間の理想比率を考えるならどんな値になりますか?」
そしてそれぞれの回答は、こんなかんじ。(記憶してる限りでは、、)
- ひとりきりの車の中で熱唱する。とにかく寝る。自然を感じる。受け流す。感じきる。人に話す。
- 誰かといる時間:ひとりでいる時間 1:9、0:10、1:2
全体としては、優しい方が多かったです。そしてみんなひとりが好き。ひとりの時間は大切な充電時間みたいです。
友達関係も、深く話せる相手が数人いれば十分という方が多い印象。
それと、友達を作ることが苦手な方がやっぱり多かったです。だけどこういう場を自分で選択して、勇気を出して積極的に外に出て行っていること自体がとても素敵なことだなと思いました。
しかし、こういう出会いのきっかけから継続した関係性を築くことはとても難しいのもまた事実。「継続した関係を築きたい相手がいなかった」と言ってしまえばそれまでなのですが。
恋愛にしろ、人生全般にしろ、アドラーは「運命の人」をいっさい認めません。なぜ、多くの人は恋愛に「運命の人」を求めるのか?どうして結婚相手にロマンティックな幻想を抱くのか?その理由についてアドラーは、「すべての候補者を排除するため」だと断じます。あなたのように「出会いがない」と嘆く人も、じつは毎日のように誰かと出会っているのです。よほど特別な事情がない限り、この1年のあいだ誰とも出会わなかったという人はいません。しかし、そのささやかな「出会い」を、なにかしらの「関係」に発展させるには、一定の勇気が必要です。声をかけたり、手紙を送ったり。そこで「関係」に踏み出す勇気をくじかれた人は、どうするか?「運命の人」という幻想にすがりつくのです。目の前に愛すべき他者がいるのに、あれこれ理由を並べて「この人ではない」と退け、「もっと理想的な、もっと完璧な、もっと運命的な相手がいるはずだ」と目を伏せる。それ以上の関係に踏み込もうともせず、ありとあらゆる候補者を、自らの手で排除する。こうして過大な、ありもしない理由を持ち出すことによって、生きた人間と関わり合いになることを回避する。それが「出会いがない」と嘆く人の正体だと考えてください。そして可能性のなかに生きているのです。幸せは、向こうから訪れるものだと思っているのです。
哲人はこんなことを言っていたけど、、、
実践するのはなかなか難しいものです。