【読書日記】あたりまえ
人によって感覚は違うんだということを、つい忘れてしまいます。
例えば、自分はすごく近いと思っていた距離が、他の人にとってはめちゃくちゃ遠かったり、自分は多いと感じていた食事が他の人にとっては少なかったり。
それは時間においてもそうで。
人生における時間感覚も人それぞれなはずなのに、みんなあまりにも義務教育によって画一化されて、それを当然としてしまっているように思えます。
「〇〇歳だとこうあらねばならない」
みたいなのは、やっぱり苦しいです。苦しく感じるということは、私も親や世間から押し付けられたそういった常識から抜け出しきれていないんだと思います。
昔、あるほのぼの系ユーチューバーさんの動画を見ていて、その方が「私にとっての一日は、みんなにとっての一週間くらいなんです」と言っていました。そのときは「ふーん」くらいにしか思わなかったんですが、今になってなんだか妙に納得しています。
つまりそういうことなのさ、、
お互い理解しあえるのは
ほとんど「点」なんだよ
同じ構造の脳をもつはずの
人間どうしでさえ
例えば魂を交換できたとしたら
それぞれ想像を絶する世界が
見え 聴こえるはずだ
またまた「寄生獣」から。
どんなに客観的になろうと努力したって、それも含めて結局は主観でしかないんだから、「あたりまえ」なんてあるわけがないんですよねえ。
「あたりまえ」を押し付けないようにしよう。
自分にも他人にも、、