【読書日記】グーグル効果というらしい。
昨夜、ある歌手が街の人にサプライズで路上ライブをするという動画を見ていて、ひとつ思ったことがあります。
それはとても感動的な動画だったんですが、なんだか違和感が、、
気づいたのは、ほとんどの人がスマートフォンを持って、録画しながら、それ越しに歌手さんを見ていること。
なんだかスマートフォンが目になり耳になってるんだなあと思ってしまいました。
判明したのは、写真を撮っていない作品はよく覚えていたが、写真を撮った作品はそれほど記憶に残っていなかったことだ。パソコンに保存される文章を覚えようとしなのと同じで、写真に撮ったものは記憶に残そうとしないのだ。脳は近道を選ぶ。
「写真で見られるんだから、記憶には残さなくていいじゃないか」
我が身を振り返ってみると、たしかに綺麗な空なんかを見ると、瞬時に「撮ろう」と思ってしまうようになったなあ。
そして撮ったら満足してしまう。
「よし、これであとで見れる。もういいや」と。
良い悪いは別として、これってなんだかものすごくもったいないことをしているような、、
もちろん、撮影していた人がいるから私はその動画を見て楽しむことができたわけで、なんとも言えん話ではあるんですが。
その瞬間を楽しむことを、脅かされないように気をつけようと思いました。
(とか言いながら前に撮った東京タワーの写真を載せちゃいます。なかなかお気に入りです。)